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2018-12-10

僕の役目とは

この数日はなかなか濃い日が続いた。まだ続きそうではありますが。

 

僕の仕事は建主さんにとって、一生に一度の家づくりを建主さんと一丸となって造りあげていく(サポートする)仕事です。

なので責任はものすごく重く、投げ出すことも、ましてや逃げ出すことは到底出来ない。

 

設計者は、自らのことをモノづくりをする人間として良く話をしますが、釘を叩いて建物と向き合っているのではないので、僕は人(建主さん)と向き合う仕事だと思っています。

 

人と向き合うのは難しく、思わぬ一言が誤解を招いたり、受け入れられなくなったりする。またある人には称賛されるが、ある人は拒絶する。

 

じゃあ人と向き合う設計の仕事って、なにが大事なんだろう?

ずば抜けたデザイン力か。設計意図を上手く説明するプレゼン力か。ほかには、、営業力か。

 

どれも大事で色々考えたのですが、僕は当事者意識をもつ事だと思います。

建主さんと同じ気持ちで考え、時に笑い、そして悩んで、寄り添う事が大事なような気がします。

 

ですがやっぱり人と向き合うのは難しく、僕は本当にそれができているのかと。そんな事を考えると胸の奥がチクリと痛むのが分かる。

 

おそらく一生に一度の家づくり、決して穏やかな時間ばかりではないですが、励まし、不安や苦しみの時間も共有し、共に造りあげていきたいと思います。