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2019-03-15

今日も現場へ

先日着工したばかりのミニマムハウスと、竣工までラストスパートがかった嵯峨嵐山カフェの現場確認へ。

 

ミニマムハウス。新しく断熱材を充填し、建物全体を覆います。

 

嵯峨嵐山カフェ。
室内間接照明もきれいに仕上がっていますし、パーゴラのプロポーションも素敵です。

 

僕たち設計事務所の仕事は、大きくは「図面を描く」ことですが、計画前の周辺環境や土地の性質を知るために現場に行ったり、着工してからの状況の確認をするために現場に行ったり、計画から竣工まで出来るだけスムーズに進めるためにも現場に行くことも非常に大事な仕事でもあります。

また現場でのミスを探すのではなく出戻り被害のないよう配慮したり、施工店さんや建主さんの意見を調整、時には取り入れて円滑に進めれるような感覚も必要になってきます。

 

提案したものや計画した建物に対して、称賛されることもあれば評価されないこともあるし、ある人には受け入れられたが、この人とはウマが合わないのかなという事もある。

ある一言が災いにもなるし、はたまた逆に道を開けたりするので、人間関係は本当に難しいと思う。

 

現場監理を通して、コミュニケーションを取ることは本当に大切なことなんだとつくづく思いました。

事務所に籠って図面を描いたり良いデザインを考えるのももちろん必要なんですが、工事をして頂いている方や建主さんと徹底的に議論することで良い建物が出来る。

周辺環境含め建物の周囲を取り巻く環境を整えて設計するのと同じぐらい、コミュニケーションを取り合い信頼関係を築きながら人と人の関係性を整えて進めていくことが大事なんだというのを感じました。

 

建物づくりはとても責任が重い、ですがとても面白い。

まだまだ成熟には程遠いですが、粘り強く関わっていければと思います!