2021-11-30
完成見学会を終えて
先週の土・日で、上桂の家の完成見学会をさせて頂きました。
家づくりを検討されている方にはプランニングについてや仕上、各空間のポイントなんかをご説明しながら見学頂きました。
お誘いした設計士仲間やプロの方は、玄関に入るなり足元や仕上の納まりなどを見られてました。
やはり職業病なのか、細部が気になったようです。
結構細かく図面を描いたのと、納まりについて現場での打合せを徹底したためか、仕上りについてとても好評いただきました。
中でもこだわったのは、2階の三角天井をアール形状にしたことです。
施工難易度も高く初めての試みではありましたが、壁と天井の境界が曖昧になり陰影がグラデーションに広がることで、柔らかく包まれたような感覚となる空間になりました。
また外観はシンプルなガルバ鋼板で仕上げたミニマルな印象がありますが、そんな外観とのギャップが、自然素材を使った内部空間の温かさを際立たせているようです。
日曜には建主さんにも来て頂き、打合せ中の出来事等もお話しして頂きとても和やかな空気で見学会を終える事が出来ました。
建主さんには相当現場に足を運んでもらい、完成を楽しみにして頂いていたのが伝わってきましたし、色々ありましたが誠実な人柄にいつも助られました。
最後までお気遣いを頂きありがとうございます。
最後と言いましたが、外構工事がまだ残っているので、気を抜かずにしっかり引き渡したいと思います。