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2022-12-11

性能とデザインについて

デザインと同等に 性能も大切にする

 

空間のデザインや使い勝手等のデザインは、設計事務所に求められるところですので当然こだわりを持ちながらも、以下の取組みをしています。

・許容応力度計算による耐震等級3(許容範囲は2以上)

・倒壊解析ソフトによる耐震性能の見える化

・冷暖房負荷の計算、家の燃費の見える化

・ 日射遮蔽/日射取得のシュミレーション

・住宅の熱貫流率(UA値)0.46以下の断熱性能

・住宅の隙間(C値)0.6以下の気密性能 (許容範囲は1.0以下)

 

数値で言うと高断熱高気密になる訳ですが、そこが目的ではありません。

建物の性能値を設定する意図としては、快適性や住む方の健康はもちろん、環境負荷を減らす(エネルギー使用が減ると、当然光熱費も下がります)とともに、建築コストだけでなくランニングコストを含めた経済メリットを得るためです。

 

また、上記の性能値と併せて、数値には現れないものにも重点を置いて進めてゆきます。

数値で表すことが出来ないのが、建物以外の屋外環境、自然にあたります。

例えば大きな窓を設けることは家の断熱性能が下がってしまいますが、大開口とすることで外部環境(借景や空の眺めなど)を全力で取り込み、開放感と清々しい心地よさという、数値では表せれない快適さを手に入れることが出来ます(景色が良ければ尚良し!)。

 

設計をする上で、まずは太陽や空、風、緑といった建築の外側に目を向け、自然エネルギーをどう生かせるかを考えた上で、快適に暮らせる空間づくりが出来るよう心がけています。

 

 

美しく、シンプルで多様的な、飽きのこないデザイン

 

屋根や外壁、断熱材や気密材など、建築物は何万もの数の建築部材で出来ています。

それらの部材を、快適な環境を担保しながら美しく納めるのは、実はとても難しいのです。

シンプルに納めるということは、ある製品を「ただ単純に取り付ける」のではなく、「 実用性に配慮しながらも、無駄なものを丁寧に取り除き、本当に必要なものだけを取り入れる」ことです。

違和感なく美しく納めるには、ものすごく時間や労力がいりますが、このこだわりが私たちの強みです。

 

建主さんのご要望、デザインや温熱環境も最適なバランスでご提案したいと考えています。