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2019-02-28

下鴨ミニマムハウス

左京区下鴨の改装工事ですが、解体が完了して躯体があらわになりました。

 

雨漏れやシロアリなどによる腐食が心配でしたが、ふたを開けてみると非常にきれいな状態で残っておりました!

 

 

床下から囲炉裏のようなものまで出てきました、、、

 

ゴロンボもきれいな状態でしたので、残すことに。

 

このゴロンボは元々は京都特有の連棟(長屋)の時の棟続きで隣りと繋がっていたものと想定。今では隣りの建物はとうに解体され新しいものが建っており、構造的に必要不可欠なものという訳でもなく新しい梁を入れる選択肢もあったのです。

 

もちろん家にも寿命はありますので、新しくするのも自然でしょうし無理に延命処置をする必要もないでしょう。

寿命がきたら建て替えなり改装なりするべきだと思います。

 

ですが今回は、長い時代、長い時間をかけてこの家で紡がれたものを少しでも引き継ぎたいという想いで、残すこととなりました。

 

5月の完成に向けて頑張っていきたいと思います!