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2022-10-20

気密測定を行いました

普段は検査や試験的な内容はブログにはあげない事が多いですが、今回はインスタグラムと連動させているのでUPします!

 

長岡京市で工事を進めている住宅の気密測定を行いました。

※気密測定というのは、簡単に言うと家の見えない隙間がどれぐらいあるのか?というのを写真の機械を使って家の中に空気をパンパンに張って、どれぐらい空気が漏れるのかというのを数値化してゆきます。

 

 

 

おそらく、測定していない家(ほとんどしていないと思いますが、、、)の気密性は、肌感覚になりますがA3用紙サイズ程の大きさの隙間が空いていると思うのですが、この住宅は果たして…

 

 

C値=0.9でした。大きさで言うとおよそハガキサイズ以下です。

最低でもクリアしておきたい数値は0.9以下でしたので、とても気密性が良いという事になります。もちろんもっと上を目指すことは可能ですが、コストとのバランスですよね。コストをかけて数値を下げても、ここまでの性能だと正直リターンは少ないので、僕はこのぐらいの数値(0.9~0.7)がちょうど良いんじゃないかと思います。

 

ちなみに気密性が良いからこそ断熱材本来の性能が発揮でき、その結果冷暖房費も抑えられるという訳です。

 

本当に安らげる、心地の良い空間というのは、理屈では表せれない開口部の工夫による光や影のバランス、奥行きや素材感、手触り、五感で感じることのできる空間の質そのものなのですが、それを担保する目では見えない性能もやっぱり大事だなぁとつくづく思いました。

 

とりあえずは良い結果が出て一安心。

工務店さん、ありがとうございます!