引込み戸の取っ手
室内のドアは、基本的には建具屋さんに製作してもらう事が多く、そのためレールや蝶番、取っ手などの金物も、いつも建主さんと相談しながら選んでゆきます。
余談ですが建具を製作すると高く思われがちですが、選ぶ素材にもよりますが、建売で使用しているような既製品のドアと変わらない値段で製作してもらう事が多いです。
それは良いのですが、ドアの両サイドに壁があり、そこに引込まれる引き戸(引込み戸とか呼んでいます)の時は、ドアを開けた状態では両サイドの壁の中にちょうど納まるため、使い勝手やディテールの工夫にいつも苦労していました(いやいや、両サイドの壁の奥行きよりドアのサイズを大きくして、開いた際にドアの先だけ少し出すように設計すれば良いんじゃないの?と思われるかも知れませんが、出入り口の幅が小さくなるのと、何より見た目に違和感があるためしません)。
まぁ今では自分なりの最適解に辿り着いているのですが、最近このような引込み戸(用??)の取っ手を見つけました!

ドアを開けて壁の中に引き込まれても、取っ手見込み(赤で書いた部分)のツマミを引けばドアを閉められるようになっています。
あと写真では中々伝わりませんが、このサイズ感が良い!
似たような取っ手はいくつかありましたが、どれも大きく目立って仕方ないものばかりでした。
かと言ってオリジナルで製作してもらうと幾らでも建築費が上がる、、。
この取っ手はシンプルで存在感が薄いながらも、ドアの開閉はしっかり動作しやすい。良い。
色も4色ほどあり、よく使うシナやラワン材の雰囲気にもバッチリ合いそうです。
I.M.A DESIGN OFFICEの設計理念
「既成概念に囚われず、シンプルに、それでいて多様的に、より良い建築を造り出す」
当事務所は、流行に左右されない普遍的なデザインを追求します。
- 時を重ねるほど魅力が増す建築
- 本物の素材を使った経年変化を楽しむ空間
- 敷地のポテンシャルを最大限に引き出す設計
- 性能とデザインを両立した快適な住まい
「突出したものがないということが当事務所の特徴」──住む人に寄り添う建築を目指しています。





