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2022-07-14

壁内部の結露

建物の仕様や構造が決まれば、壁内部で結露するかどうかをいつも計算するようにしています。

 

主に冬期に室内で発生した水蒸気が室外へ移動(温度の低い方に水蒸気は移動します)する際に、壁や内部の素材によっては移動する途中で水蒸気を止めてしまい、壁内で結露してしまいカビが発生するリスクがあります。

カビだけでなく、濡れてしまった断熱材は能力を失って数値上の性能は無くなってしまうので、毎回計算しているのですが、まぁ、、、大抵はクリアしています(京都は比較的温暖な地域というのもありますが)。

 

 

上の画像は一般的に施工されている壁内を数値化したもので、結露しないと判定が出ましたが、ここで注意したいのは壁内部のグラスウールと合板との間の湿度(赤で囲っている部分)が85%を超えているという事です。

80%を超えるとカビの発生するリスクがグンと上がるのでカナリ危険です。

ついでにいうと、同じく壁内部のグラスウールと合板との間の温度が2.04度に対し、露点温度が-0.2度でした。つまり外気温が2.24度下がれば結露するという事です(外気温は1.0度で設定)。

 

対策としては、合板が水蒸気を止めてしまっているということなので、透湿性の高い素材に変えて対処をするしかないのですが、計算した上で設計者として肌感覚で知っておくのもすごく大事な事だと思います。

 

計画中の住宅。まだまだ余裕があります。

 

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