高性能住宅とは?|性能とデザインを両立する設計事務所の考え方【京都・関西】
「高性能住宅」と「暮らしに寄り添ったデザイン」は両立できるのか?
I.M.A DESIGN OFFICEは、京都・関西エリアで性能とデザインを両立した高性能注文住宅を設計する一級建築士事務所です。耐震等級3、UA値≤0.46、C値≤1.0という高い性能基準を満たしながら、シンプルで飽きのこないデザインを追求しています。この記事では、私たちが大切にしている「性能」と「デザイン」の考え方を詳しく解説します。

デザインと同等に性能も大切にする理由
空間のデザインや使い勝手は、設計事務所に求められる当然の役割です。しかし、I.M.A DESIGN OFFICEでは、デザインと同等に「性能」も大切にしています。
なぜなら、どれだけ美しいデザインでも、冬寒く、夏暑く、地震に弱い家では、長期的に快適に暮らせないからです。
性能を重視する3つの理由
1. 快適性と健康
高断熱高気密の家は、冬でも室温が一定で、ヒートショックや結露・カビを防ぎます。
2. 環境負荷の軽減
エネルギー使用量が少ないため、CO2排出を削減し、環境に優しい暮らしが実現します。
3. 経済メリット
建築コストだけでなく、光熱費を含めたランニングコストが大幅に削減されます。
I.M.A DESIGN OFFICEの性能基準
私たちが標準で実施している性能基準は、以下の通りです:
1. 許容応力度計算による耐震等級3(許容範囲は2以上)
耐震等級3は、消防署・警察署と同等の耐震性能です。許容応力度計算により、地震に対する安全性を数値で検証します。
2. 倒壊解析ソフトによる耐震性能の見える化
過去の地震動(阪神大震災、熊本地震等)でシミュレーションし、建物が倒壊しないかを事前にチェックします。
3. 冷暖房負荷の計算、家の燃費の見える化
年間の冷暖房エネルギー使用量を計算し、光熱費を事前に予測します。
4. 日射遮蔽/日射取得のシミュレーション
夏は日射を遮り、冬は日射を取り込む窓配置を最適化します。
5. 住宅の熱貫流率(UA値)0.46以下の断熱性能
UA値≤0.46は、HEAT20 G2グレードの高断熱性能です。冬でも室温が一定で、快適な暮らしが実現します。
6. 住宅の隙間(C値)1.0以下の気密性能(目標値は0.6以下)
C値≤1.0は、計画換気が正常に機能する気密性能です。工事中と引渡し前に実測し、性能を保証します。

💡 高断熱高気密は目的ではない
数値で言うと「高断熱高気密」になりますが、それ自体が目的ではありません。
建物の性能値を設定する意図は、快適性・健康・環境負荷の軽減・経済メリットを実現するためです。
数値では表せない「デザイン」の重要性
性能と同様に、数値では表せられないデザインの価値も大切にしています。
自然エネルギーを生かす設計
設計をする上で、まず太陽・空・風・緑といった建築の外側に目を向けます。自然エネルギーをどう生かせるかを考えた上で、快適に暮らせる空間づくりを心がけています。
大開口がもたらす心地よさ
例えば、大きな窓を設けることは家の断熱性能が下がってしまいます。しかし、大開口とすることで外部環境(借景や空の眺めなど)を全力で取り込み、開放感と清々しい心地よさという、数値では表せない快適さを手に入れることができます(景色が良ければ尚良し!)。

性能とデザインのバランス
「断熱性能を最大化するために、窓を小さくする」のではなく、「大開口を実現しながら、断熱性能を確保する方法を考える」──これがI.M.A DESIGN OFFICEの設計哲学です。
美しく、シンプルで多様的な、飽きのこないデザイン
屋根や外壁、断熱材や気密材など、建築物は何万もの数の建築部材で出来ています。それらの部材を、快適な環境を担保しながら美しく納めるのは、実はとても難しいのです。
シンプルに納めるということ
シンプルに納めるということは、ある製品を「ただ単純に取り付ける」のではなく、「実用性に配慮しながらも、無駄なものを丁寧に取り除き、本当に必要なものだけを取り入れる」ことです。
違和感なく美しく納めるには、ものすごく時間や労力がいりますが、このこだわりが私たちの強みです。

I.M.A DESIGN OFFICEのデザイン哲学
建主さんのご要望、デザイン、温熱環境も最適なバランスでご提案したいと考えています。
「既成概念に囚われず、シンプルに、それでいて多様的に、
より良い建築を造り出す」
当事務所は、流行に左右されない普遍的なデザインを追求します:
- 時を重ねるほど魅力が増す建築
流行に左右されず、10年後、20年後も愛されるデザイン - 本物の素材を使った経年変化を楽しむ空間
無垢材、漆喰、タイルなど、本物の素材が生み出す豊かな表情 - 敷地のポテンシャルを最大限に引き出す設計
敷地の特性(日当たり、風の流れ、借景等)を読み解き、最適な配置を提案 - 性能とデザインを両立した快適な住まい
高性能でありながら、美しく、心地よい空間

「突出したものがない」ことが当事務所の特徴
「突出したものがないということが当事務所の特徴」──一見矛盾しているようですが、これは住む人に寄り添う建築を目指しているという意味です。
「建築家のエゴ」ではなく「建主の理想」を形にする
設計事務所の中には、「建築家の個性を全面に出す」スタイルもあります。しかし、I.M.A DESIGN OFFICEは、建主さんの好みや暮らし方を最優先します。
- 「こうあるべき」という押し付けはしない
- 建主さんの理想を丁寧にヒアリングし、形にする
- 性能・デザイン・予算のバランスを最適化する
結果として、「突出した個性」ではなく、「住む人にとって最適な空間」が生まれます。

性能とデザインを両立した施工事例
I.M.A DESIGN OFFICEが手掛けた、性能とデザインを両立した施工事例をご紹介します:
桃山の家(京都市伏見区)
- 性能:耐震等級3、UA値≤0.46、C値≤1.0、床下エアコンによるゼロエネルギー設計
- デザイン:沖縄の花ブロック、小上がり畳リビング、シンプルで飽きのこない空間
- → 施工事例を見る
くの字の家(兵庫県丹波篠山市)
- 性能:耐震等級3、高断熱高気密、計画換気
- デザイン:く の字型プランで外光を取り込み、明るく変化に富んだ空間
- → 施工事例を見る
路地の家(京都市伏見区)
- 性能:耐震等級3(許容応力度計算)、倒壊解析による検証
- デザイン:6層のスキップフロアで心理的距離を縮め、多様な居場所を創出
- → 施工事例を見る
まとめ|性能とデザインを両立した家づくり
I.M.A DESIGN OFFICEは、性能とデザインを両立した高性能注文住宅を京都・関西エリアで設計しています。
✅ 私たちが大切にしていること
1. 性能の数値保証
耐震等級3、UA値≤0.46、C値≤1.0を標準で実現
2. 数値では表せないデザインの価値
自然エネルギーを生かし、開放感と心地よさを追求
3. シンプルで飽きのこないデザイン
本物の素材、普遍的なデザイン、時を重ねるほど魅力が増す建築
4. 住む人に寄り添う設計
建主さんの好みや暮らし方を最優先し、最適なバランスを提案
関連リンク
- → 施工事例一覧
- → 建築本体にかかる費用について
- → 当事務所で出来ること・出来ないこと
- → 建主さんの声 桃山の家
- → 事務所について








