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2022-06-03

地震力シミュレーション

自分で言うものなんですが、結構な更新頻度。

調子のよい時はこうです!

 

計画を進めている住宅について構造や仕様もほぼ確定したので、倒壊解析ソフトを使い計画建物が地震力によって倒壊するのかの検討をしました。

 

建物が二つ並んでいますが、建築基準法の極稀に発生する地震と、阪神淡路大震災を想定した地震の両方で見てみることに。

 

 

建物は許容応力度計算を行い「耐震等級3」を取得するのですが、ソフト内で揺らしてみると、阪神淡路大震災想定の揺れでは一部の構造体が破壊されることが確認出来ました。

えっ耐震3で?と思う方もおられるかと思いますが、実際にはあります(倒壊する事はありませんでしたが、、、)。

破壊された部分を補強した上でシミュレーションを何度か行い、安全の確認をすることが出来ました。

 

耐震等級3(京都では間口が狭いと2の場合もあり)を取ったから大丈夫!ではなく、揺らしてみて倒壊しないという事の確認のダブルチェックで着工前の検討をしてゆければと思います。